旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『キャンディーズ』をターゲットに

マサは、OB会のキャンディーズ似の3人女子に囚われていた。解散コンサートで歌っていた『微笑がえし』を口ずさんでいた。大学時代にちょうど後楽園球場で解散コンサートがあり、その場にいたかったがテレビで見ていたことを思い出していた。余談ではあるが、…

『公開企画コンペ』に向けて

マサは、久しぶりにメディアコスモスに行った。5月13日にあったアート体験の報告書を届けにいくためで、報告期限が過ぎていた。東京に行って足にかなり疲労を感じていたが、リハビリのつもりで歩いて行った。ニュースではホタルの放流により、まもなく光る小…

『OB会②』での反応

マサは、OB会で恐る恐る後輩女子3人の横の椅子に座っていた。ペーパーリーフアート倶楽部の手作り名刺を渡すと、驚いた表情を見せたのですかさず『PAPER STORY』のフリーペーパーをトートバッグから取り出して彼女らに渡した。『へー、すごい、そんな趣味あ…

『OB会①』のタイムスリップ

マサは、2年ぶりに大学時代のテニスサークルのOB会に参加した。東京の地下鉄千代田線で千代田駅で下車して5分歩くと会場の帝国ホテルにやっと着いた。この日は、朝からのぞみに乗り上野へ向かい美術館を見て、六本木に立ち寄った後に目的のOB会の会場に着い…

『久しぶりの東京』

マサは、大学のテニスサークルのOB会で久しぶりに東京にやってきた。東京に行って3年後にマサは名古屋に戻り、更にその3年後にいろいろ教えてくれた先輩主任は独立をして六本木に企画オフィスを立ち上げたとハガキが届いた。そういえば企画ルームの仲間たち…

『良きパートナー③』ナカちゃん

マサは、良きパートナーのナカちゃんから『きょう軽くやらない?』とメールがきた。ペーパーリーフアート倶楽部の運営委員のひとりで、マサがLINEでいろんな資料をどんどん送るので会って確認したいようだった。名古屋駅近くのホテルのロビーで待ち合わせを…

『商品コンセプト』って

マサは、POSデータで売れてる商品を購入して分析するようになった。パッケージひとつとっても、形状ありデザインありネーミングありと構成要素が複雑である。中身は、素材あり味あり形状あり入り数ありともっと複雑だ。後は価格がいくらで、ターゲットは誰で…

『売れる商品』って

マサは、B社の『TV CM』によって新商品が売れるだろうと期待をしていた。TV CMにより全国に1回は棚に並んだが、 CMがなくなると売れなくなっていったようだ。せっかく採用してもらっても売れないと逆にクライアントに迷惑を掛けてしまうのではないかと考える…

『TVCM』の効果

マサの提案した『ビールジョッキみたいな箱』は、なぜか大阪のディレクターがデザインすることになった。マサは本当は、ネーミングやデザインを最後までプロデュースしたかったが、そこまでの経験がなかったのでクライアントのことを良く理解している大阪の…

『ヒラメキ』は突然に

マサは、東京での自主企画でクライアントがこれだと言ってくれるのは、アイデアが決め手になると感じていた。『アウトドアスナック』の最後にくる提案アイデアは、クライアント毎に変えていくことで、ひとつのテーマが幅広く使えるから効率的だともいえる。…

『癒しとヒラメキ』のセミナー

マサは、大須の居酒屋で良きパートナーのアラキンと良きアドバイザーのイッちゃんにいきなりではあったが、『公開プレゼン』で計画しているセミナーの講師を頼んでみた。やりたいことは説明が難しく、理解をしてもらうのに苦労していた。紙つながりの企業セ…

『ドラマチック』なプレゼン

マサは、先輩主任からプレゼンの見本を見せてもらった。さすがアドリブでも流暢に話しができる。マサは、一生懸命にメモした。10分程度の時間だったが、心地よく感じ、映画館で映画を見て満足した気分でいた。ドラマの始まりはゆったりと企画の趣旨を説明…

『プレゼン』って

マサは、2週間後に迫っている市民活動の『公開プレゼン』をどうするか悩んでいた。東京時代の先輩主任からは『プレゼンはドラマだ!』と教えられていた。当時のプレゼンは、紙ベースが基本であったが、先輩主任が考えだしただろうドラマを演出する手法があっ…

『企画書』って

マサは『アウトドアスナック企画』に訳もわからず取り組み始めていた。先輩主任はいつもメンバーに言う口癖があった。『企画にはストーリーを、プレゼンにはドラマを』さすが文学部出身だけあって小説でも作るようなこと言っていた。ワープロはかろうじてあ…

『コンセプト』って

マサはブレーンストーミングにより何でも脳が吸収できるようになってきたのを感じていた。先輩主任は、『いい商品を生み出すためには、コンセプトが大事なんだ』と言いだした。『コンセプト』って何だろう、英単語はある程度知っていたが、たしか『概念』で…

『ブレーンストーミング』って

マサは東京でのプロデューサーの肩書きもさることながら、プランニングでさえ出来るかどうか不安な毎日で、まわりの人でさえ別の部署に異動させたほうがいいのではないかとウワサされるようになった。もう東京にきて2ヶ月は過ぎただろうか、後輩を含め他の人…

『プロデューサー』の名刺

マサは平日に戻ると、子供達にウケるアート講座がアタマに引っ掛かりつつ、また東京の会社員生活に思いが戻っていた。新入社員で入ったばかりの頃、パッケージ製造の現場でどうも引っ掛かるものがあった。ラムネのガラス瓶のカタチをした小さなプラスチック…

『4つのデスク』に囲まれて

マサは予定通りメディアコスモスのイベントに参加した。秋の同じイベントと同じ場所で『4つのデスク』に囲まれて、真ん中に座ってどんな人達がやってくるか楽しみだった。前回は、キャラクター作り体験で90組の子供達が参加してくれて朝の10時から夕方…

『ふたつのデスク』に戸惑う

マサは、『半分、青い。』の漫画家の秋風羽織の事務所シーンを見て、東京での会社員生活を思い出していた。神田川沿いに9階建てのビル2階にマサのデスクがあった。2階フロアには100人近くのスタッフがおり、3階から8階までは営業関係のフロアなので、かなり…

『東京の師匠』との出会い

マサは29才の時、家族を連れて東京に転勤になった。東京ディズニーランドに近いこともあって千葉にマンション住まいをすることになったが、マサにとっては東京都内まで1時間半かかるのは想像していなかった。中央線沿線に会社はあったのだが、電車に乗った時…

『月に一度』の集まり

マサは、一年前より『月に一度』のメディコスクラブに加入して参加している。メディコスとはメディアコスモスを略して呼んでいるが、新しくできた市の施設メディアコスモスにNPO活動の代表者やこれから活動したい人などが『月に一度』チラシを持ち寄っての報…

『街の声』にふれる

マサは、セミナーに参加して違う人達の話を聞くのも好きだった。セミナーを聞く立場、講師として話す立場、セミナーを運営する立場、それらを経験しておりそれぞれに面白さを感じている。100名規模のセミナーを2回、事務局として関わったことがあるが、講師…

『海の声』にふれる

マサは、カラオケで歌うことも好きだった。好きな歌は、桐谷健太の『海の声』で確か沖縄出身のBEGINが作っており、三線の楽器の響きに癒されるからだ。沖縄にはこれまで3回行っている。初めての沖縄は中学生の時で、鹿児島まで寝台特急で1日かかって行き、…

『耳にする』初めての言葉

マサは、久しぶりに会社に出社した。ゴールデンウィークの休みは9日間で、僕もマサのカバンの中でじっとしていたのでうんざりした。整体院のアドバイスもあり、歩くときは足の指で地面をつかむようにしてみた。それにより、前に重心がかかりフラつかない歩き…

『美術館』は日曜日に

マサは、次の日曜日にメディアコスモスでイベントに参加することになっている。マサの自画像がでっかいポスターになっているので、少し恥ずかしい。『SNSのプロフィール画像を作ってみよう!』をキャッチコピーにしている。この自画像は2012年に作ったもので…

『あの素晴らしい愛』をもう一度

マサは、柳ヶ瀬のカラオケに行き、星野源の『アイデア』を歌いたかったが、まだ登録されていなかった。朝ドラの中で中村雅俊が歌っていた『あの素晴らしい愛をもう一度』を最初に選択した。やはり作曲は加藤和彦、作詞は北山修であった。朝ドラでも出演者が…

『アイデア』のチカラ

マサは、BSで一週間分の『半分、青い。』を見ていた。ゴールデンウィーク中は朝、昼、そしてまとめて3回見ることになる。妻からも朝ドラにハマっているね、そんなに面白いと、飽きられている。タイトルの透明なガラスに描かれたイラストの数々も、何度みても…

『友達と語る』その時間

マサは、昨日よりは少し楽になっていた。『半分、青い。』の15分間はあっという間に過ぎる。スズメは迷っていたが、ノウキョウではなくトウキョウへ行くことを決めた。どちらに 行っても似たような所という、スズメの父のギャグも笑いを誘った。男女4人で…

『SOS』が出るまで

マサは、なんとか朝起きることができた。『半分、青い。』の朝ドラのおかげである。娘スズメの東京行きのことで、母親役の松雪泰子と友人役の原田知世が相談しているシーンが印象に残る。原田知世の金八先生のモノマネも可愛いかったが、困った顔の松雪泰子…

『フォーク』は懐かしい

マサは、替え歌でテレビ出演をキッカケに何か自分にあるのではないかと、少なからず思うようになった。フォークルとの出会いから3人たちの音楽活動を追うようになった。はしだのりひこ、加藤和彦、北山修の3人は大ヒットの後に一年後に解散してしまった。『…