旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『街の声』にふれる

マサは、セミナーに参加して違う人達の話を聞くのも好きだった。セミナーを聞く立場、講師として話す立場、セミナーを運営する立場、それらを経験しておりそれぞれに面白さを感じている。100名規模のセミナーを2回、事務局として関わったことがあるが、講師や会場の選定、懇親会の進行などかなり大変であった。高校時代の応援団の経験も少なからず役に立っている。ひとりで全部できるわけでもなく、最初に役割り分担することが重要だと感じている。この2回の100名規模のセミナーは、日本パッケージデザイン協会のホームページに記録として残っている。一つ目はJPDA全国会議inNAGOYA2005、もう一つはJPDA全国会議in伊勢2008、特に伊勢での開催は大変な様子が議事録と画像がアップされているので懐かしい。ここにはJTBの友人がいたことで助けられた。高校の同級生トシちゃんを通じてテニスサークルに入ったお陰で、同じ会社のタカ君を紹介してもらった。JTBのタカ君は、鳥羽にある旅館の下見から同行してくれ的確なアドバイスをしてくれた。JTBを通じたサービスも超一流であることを実感できた。満足感はマサだけでなく、そこに参加してくれた講師や会員の方々からも個別にお礼の言葉をもらい、また違う意味での満足感を味わうことができた。つい最近、セミナーを聞く立場で『柳ヶ瀬活性化シンポジウム』のタイトルに惹かれて参加した。新旧の市長を囲んで、街の組合員が熱い思いを語るというものだった。どんどん衰退していくかに見えてる柳ヶ瀬も、様々なイベントで女性客を取り込もうとしている商店組合の活動に驚かされた。岐阜に唯一ある百貨店の高島屋の新社長のコメントもユニークであった。高島屋前を中心に赤いカーペットが昔から敷かれているのは知っていたが、これをうまく活用していきたいと発言があった。社内には、レッドカーペット委員会を立ち上げて、いま流行りのインスタ映えする方法やイベントを考えていくそうである。2時間以上のシンポジウムでの『街の声』にただただ感心するばかりだった。マサは、柳ヶ瀬ブランドを使っていろいろ模索していたが、気軽な気持ちで語るのは止めようという気持ちになっていた。