旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

2020-01-01から1年間の記事一覧

動画へのチャレンジ

マサは、今年最後のメディアコスモスのデスクに向かった。机の上をウェットティッシュで拭きながら1年間を振り返っていた。ペーパーくんの僕を2個使って、アートグッズコーナーのPOPを演出してくれていた。新しい年に向けてもう1個の新しい僕を作り、3個を並…

和紙もペーパー

マサは、これまで自分の作品では和紙を使ってこなかったが理由は特になかった。基本はお菓子の空き箱を再利用して作品を作ってきたからかもしれなかったが、こだわりはなかった。受講生の小学校の女子教師は、随分も前から自分で和紙を用意して素晴らしい作…

ミニ植木鉢

マサは、スマホで撮影した1年間の画像を振り返っていた。7月のアート体験イベントに参加してくれた元会社の友人カトちゃんの画像を見つけた。3人の孫と奥さんと一緒に愛知県からクルマで来てくれていた。お土産に自分で作った野菜とミニ植木鉢2個を渡してく…

新しい年のテーマ

マサは、作品展が終わり振り返りをしていた。記帳してもらった人達へのお礼状を書くことにした。元旦に届くように年賀状も兼ねて作っていた。講座のサンプル作品のウシの画像とQRコードを載せてホームページにアクセスできるようになっていた。作品展の記録…

対照的な男の子

マサは、アート体験イベントのもうひと組の親子のことを考えていた。4歳の男の子とお母さんが入ってきて席に座った。女の子の場合はすぐ作る物は決まったが、なかなかやりたい物がわからなかった。「小さい方がいい?大きい方がいい?」と聞くと大きい方のサ…

2つのパネルと2人の女の子

マサは、NHKで紹介されたのでアート体験イベントに沢山来てくれるのを楽しみにしていた。反面、コロナの感染者拡大や2日前の大雪の影響が心配だった。開始時間を30分過ぎても誰も入って来なかった。人通りも1ヶ月前に比べるとマバラなのがわかった。秘書の妻…

NHKリポーターの目

マサは、NHKのWさんから電話取材を受けていたので、そろそろテレビで放送されるのを待っていた。「今日の11時50分から放送します」と放送の1時間前に携帯電話に連絡が入った。「植物や動物が紙の葉っぱでアート体験できます」と手元の原稿を読んで確認するの…

もう一つのこだわり

マサは、もう一つのこだわりをムラちゃんから教えてもらっていた。紙の葉っぱのペーパークラフトをプチッテと名付けてアート教材として講座で使っていた。この教材の下にある鳥のマークを見て「これは誰がデザインしたの?」と芸大の教授らしく興味の視点が…

こだわり

マサは、先週のアート講座に参加してくれたムラちゃんからの電話を不思議そうに取った。「木曜日はメディアコスモスにいる?」と聞くので「いつも2時からいるので大丈夫ですよ」と返事をした。「芸大に用があるので、ついでに寄るね!」とこの間のアート講…

NHKの存在

マサは、1日のスタートはNHKの朝ドラから始まっていた。「エール」が終わり、次の「おちょやん」を見ているが「エール」のインパクトが強くていわゆる「エールロス」になっていた。この間のアート講座でアラキンが「エール」の長崎の鐘をテーマに作品を作っ…

チラシのインパクト

マサは、アート講座も終わりホッと一息つくのも束の間、携帯に見られぬ番号が表示された。「紙の葉っぱのミュージアムのチラシを見ました」と12月19日のアート体験イベントに参加したい旨を伝えてきた。5才と7才の娘を持つお母さんからだった。「2人を預け…

夫婦の共同作業

マサは、アート講座に初めて参加する2組の夫婦を待っていた。とは言っても会場設営は毎回大変で、開始時間ギリギリまでバタバタと動かないといけなかった。そんな中、30分前に元同僚マスちゃんが奥さんと一緒に手土産を下げてやってきた。「三ケ日みかんのお…

子供のような素直なライン

マサは、次のアート講座の準備をしていた。テーマは「新年の縁起物や年賀状を描こう!」として、すでに新しく参加する2組の夫婦の予約が入っていた。会社時代の同僚マスちゃんがLINEで送ったチラシ画像を見てくれていた。マスちゃんがら同僚ムラちゃんへも連…

みんながアートでつながる

マサは、アート体験イベントでもう一つのシーンを思い出していた。いつもお世話になっているメディアコスモスの女子職員のミズさんがやってきて「私の姪っ子です」と促されたおばあちゃんと女の子が手をつないで入ってきた。「いくつ?ハサミは使える?」と…

アートグッズの反応

マサは、アート体験イベントの準備を済ませて会場をスマホで撮影していた。新しくアートグッズにした「M yアートパーテーション」や「オトナのツミキ」も並べてお客さんが入ってくるのを待った。「もう入ってもいいですか?」とひとりのおばあちゃんがやって…

大きなパネルの写真

マサは、3週間ぶりに開催するアート体験イベントの準備をしていた。毎回来てくれる人たちが違うので、今回はどんな人が来てくれるか楽しみだった。新しく作ったアートグッズの「M yアートパーテーション」や「オトナのツミキ」も展示するので、どんな反応し…

ほんわかとした気持ち

マサは、作品展がオープンして三分の一の10日間が過ぎて反応が気になっていた。きのう、きょうと見てくれた人から続々とメッセージが届いて感動していた。「見るだけで楽しい!」や、こんなコロナの中「ほんわかとした気持ちになった!」と二人の女子からの…

オトナのツミキ

マサは、自分の作品をMyパーテーションに飾ってみた。なかなか絵になるとスマホで撮影していた。紙の葉っぱのミュージアムに置くためのパンフレットを作ることにした。アートグッズのシリーズのnumber005としてパソコンの手も進んだ。イベントやアート講座で…

Myアートパーテーション

マサは、Myパーテーションを同級生の店のマスターに届けた。夕方5時半から店が開くので、自転車のカゴに3つのパーテーションを入れて運んだ。トートバッグをサービスに付けて、1つはO女子に渡してもらうように頼んだ。2つはその場でフィルムを剥がしてカウ…

Myパーテーション

マサは、作品展のオープニングパーティーをやることにした。コロナの影響でしばらく飲み会はやっていなかったが、少人数であればとやることにした。同級生のマスターの店に半年ぶりにドアを押すと、カウンターに置かれた高さが低いパーテーションがまずは目…

ペーパーリーフ派展

マサは、作品展の準備中さなかに新聞社の取材を受けていた。今朝起きて新聞を開くと記事が写真とともにうまくまとめられていた。「ペーパーリーフの作品展」と記者が付けたタイトルが見出しとなっいた。今から150年前の1874年に第1回印象派展がパリで開催さ…

作品展の準備

マサは、初めての作品展の準備を進めていた。1週間前になると地元テレビ局の担当者からメールが入った。「作品リストと画像を送ってください」と新聞とラジオで告知するため必要なことが付け加えられていた。アート講座が終わったばかりで、どの作品を展示す…

絵本の読み聞かせ

マサは、アート講座で新たな試みをしていた。テーマにより作品の出来上り具合や参加者数も違っており頭を悩ませていた。新しく運営委員になった同級生のミエちゃんが、絵本の読み聞かせを子供たちにやっていることを教えてくれた。「アート講座で絵本の読み…

喫茶店のこだわり

マサは、近所にある喫茶店でモーニングを食べていた。毎回オリジナルブレンドでコーヒー豆の特徴までミニカードて説明してくれる。サラダもたっぷり付いて、トーストのトッピングも選べる。月に2回のペースで秘書の妻と訪れていた。これまで気が付いていなか…

プチ盆栽

マサは、久しぶりのバスツアーに参加してリフレッシュしていた。地元テレビ局が主催するカルチャースクール型のツアーで明智光秀の生い立ちの地を巡るものだった。いわゆるGOTOトラベルで給付金や地域クーポン券、光秀の歩き方の書籍まで付いてかなりお得な…

プチスタンド

マサは、柳ケ瀬にあるドン・キホーテに入っていった。10月24日には閉店になるので、セールをやっていて品物もどんどん無くなっていた。同じビルの5階にダイソーがあるが、こちらも閉店のポスターが貼ってあった。アート講座で使うペーパーやコルクボードなど…

紙の葉っぱのこだわり

マサは、香川照之の子ども向けアパレルブランドをテレビで見た後、webサイトを検索していた。昆虫のキャラクターを8匹作り、布はエコ素材を使用し、いらなくなった服を入れる回収BOXを設置、環境保護団体に1着売れると64円(ムシと呼ばせている)を寄付する…

親子が入ってくる

マサは、1ヶ月に1度のアート講座を開催していた。「あなたの好きな動物を描こう!」をテーマに大人のための講座だった。ひと通り終わりかけに、声も掛けてないのに1組3人の親子が入ってきた。あと1時間あったが「こんどまた来てください」とチラシを渡して…

DMの効果

マサは、モノを売るためにいろいろテストをしていた。アート教材をメルカリに登録して反応を見ていた。見てくれた人は、38人とカウントされていた。いいね!やコメントはなく、購入までは至っていない。売ったことがある人にアドバイスをもらったが、見せる…

招き猫

マサは、アート講座のサンプル作品を作っていた。テーマは「あなたの好きな動物を描こう!」でプロジェクターに投影して作り方を説明するためのものだった。以前に飼っているパピヨンの犬を作っていた。今度は猫にしようかなとイメージを膨らませていた。何…