旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『月に一度』の集まり

マサは、一年前より『月に一度』のメディコスクラブに加入して参加している。メディコスとはメディアコスモスを略して呼んでいるが、新しくできた市の施設メディアコスモスにNPO活動の代表者やこれから活動したい人などが『月に一度』チラシを持ち寄っての報告会でもある。大学の先生や市の職員の方もアドバイスしてくれるから楽しみでもある。メディコスクラブの代表者は女性で、その方自身も折り紙教室を定期的に開催している。折り紙は外国人との交流活動に役立っていると話してくれた。たまに参加する髭を生やしたカナダ人の保育園の園長先生が紙ヒコーキ作りの世界を紹介し折り紙ヒコーキをマサと同じイベントでやることを報告した。マサは、自画像作りのイベントだと報告すると、スマホの画面を差し出してカナダ人が自分作った完成度の高いペーパーの自画像を見せてくれた。このカナダ人は、今度の月曜日に放映されるBSで『なぜ日本に来たのか、紙ヒコーキを作っているのか』を紹介する番組に出演するらしい。ひとつ自分のペーパーというテーマがあると、紙つながりでいろいろな方とも話が弾んでいくので面白い。マサは、新しく作った2つ降りのチラシは、日曜日のイベント案内と7月から始めるアート講座の内容が左右にデザインしていた。このチラシの報告で反応してくれた元テレビ局の記者の人がマサに向かってきた。癒しがあるアートとはなんなのか、独自に開発したのか、興味津々で、メモを取る姿はやはり記者そのものだった。今回の話題はやはり、フリーペーパーにロッキー マサとして載っていたことで、メディアコスモスも紹介した内容の記事だったので代表者の感謝の言葉ももらった。カナダ人もフリーペーパー見たよと言ってくれたのもビックリした。『月に一度』の2時間の集まりだったが、木製イスに座布団を持参したおかげもあり、腰に負担のかからない短く感じる時間となった。