旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『OB会②』での反応

マサは、OB会で恐る恐る後輩女子3人の横の椅子に座っていた。ペーパーリーフアート倶楽部の手作り名刺を渡すと、驚いた表情を見せたのですかさず『PAPER STORY』のフリーペーパーをトートバッグから取り出して彼女らに渡した。『へー、すごい、そんな趣味あったの?』とキャンディーズのランちゃんに似た長崎出身の彼女も反応してくれたので嬉しかった。きょうも上野の美術館でプーシキン美術館展を見たこと、本当は横山大観展を見るはずだったが『竹橋でやっているんだよ』と、マサの『やってまった』の言葉に呆れ顔だった。それでも、『これは子ども対象なの?』『どうやって、こんなこと思いついたの?』と矢継ぎ早に質問責めにあった。フリーペーパーにも誕生秘話が書いてあるし、ブログがあるのでアクセスしたらわかるんだよと教えてあげた。すると3人ともスマホを取り出して『ロッキー マサ』で検索するように言ったが、うまく表示されず、こちらからFacebookの友達申請するからとやってみたが、スマホも朝から使っていたため電池切れでうまくいかなかった。真面目な顔をして、アーティスト名は『ロッキー マサ』だよというと『おかしい、おかしすぎる』とまん丸な目をした東北出身のスーちゃん似の彼女が、何度も繰り返す姿が当時のままで、マサもおかしくてしょうがなかった。茨城出身のミキちゃん似の彼女は、マサの冗談めいた話しを笑顔で聞いていた。今でもテニスをやっているこんがり焼けた顔は、こちらも昔のままだった。もうすっかりキャンディーズに見えてきた彼女たち3人に7月から5回あるアート講座に誘ってみたところ、東京から岐阜方面にもバスツアーがあるので、長良川の鵜飼見物も兼ねて行ってみたいねと冗談返しで『微笑み返し』していた。最後に応援歌の若き血を両側の女子に挟まれて肩を組んで歌ってお開きとなった。まだまだ話し足りず二次会に行くことになったが、男子3人女子3人と店の前で『こんどは岐阜で会おう』とひとりひとり握手を交わして別れた。みんなから懐かしい昭和の元気をもらい、なんとか足がもったと東京駅に向かった。