旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『友達と語る』その時間

マサは、昨日よりは少し楽になっていた。『半分、青い。』の15分間はあっという間に過ぎる。スズメは迷っていたが、ノウキョウではなくトウキョウへ行くことを決めた。どちらに

行っても似たような所という、スズメの父のギャグも笑いを誘った。男女4人で行きつけのお好み焼きの店で、東京行きのお祝いをしてくれた。友達の配慮で、幼なじみの佐藤健役のリツと2人きりにさせられ恋心を抑えきれずに眠れないスズメだった。マサも、高校時代におもいをはせていた。良きパートナーのアラキンとは二年生の時おなじクラスだったので、会うたびに当時の思い出ばなしで時間があっという間に過ぎる。やはり女子の話が半分になるが、アラキンの記憶力には驚くばかりだ。当時マサの家に遊びに来たこともあり、いまはもう無くなってしまった黒電話でクラスの女子に、交代で電話を掛けたことを具体的に話すからビックリする。マサは勇気がなく電話できなかったが、アラキンは突然の電話に不快感をもたれ気落ちしたが、チリチリ頭のなんとか君は、おとなしくて可愛い女子との話が終わるとニコニコ顔で、やったーと喜んだ姿は意外なカップル誕生でもあり今でも鮮明に覚えている。『友達と語る』その時間は、当時も今も会えばあっという間に過ぎる楽しいときとなる。