旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

もう一つのこだわり

マサは、もう一つのこだわりをムラちゃんから教えてもらっていた。紙の葉っぱのペーパークラフトをプチッテと名付けてアート教材として講座で使っていた。この教材の下にある鳥のマークを見て「これは誰がデザインしたの?」と芸大の教授らしく興味の視点が…

こだわり

マサは、先週のアート講座に参加してくれたムラちゃんからの電話を不思議そうに取った。「木曜日はメディアコスモスにいる?」と聞くので「いつも2時からいるので大丈夫ですよ」と返事をした。「芸大に用があるので、ついでに寄るね!」とこの間のアート講…

NHKの存在

マサは、1日のスタートはNHKの朝ドラから始まっていた。「エール」が終わり、次の「おちょやん」を見ているが「エール」のインパクトが強くていわゆる「エールロス」になっていた。この間のアート講座でアラキンが「エール」の長崎の鐘をテーマに作品を作っ…

チラシのインパクト

マサは、アート講座も終わりホッと一息つくのも束の間、携帯に見られぬ番号が表示された。「紙の葉っぱのミュージアムのチラシを見ました」と12月19日のアート体験イベントに参加したい旨を伝えてきた。5才と7才の娘を持つお母さんからだった。「2人を預け…

夫婦の共同作業

マサは、アート講座に初めて参加する2組の夫婦を待っていた。とは言っても会場設営は毎回大変で、開始時間ギリギリまでバタバタと動かないといけなかった。そんな中、30分前に元同僚マスちゃんが奥さんと一緒に手土産を下げてやってきた。「三ケ日みかんのお…

子供のような素直なライン

マサは、次のアート講座の準備をしていた。テーマは「新年の縁起物や年賀状を描こう!」として、すでに新しく参加する2組の夫婦の予約が入っていた。会社時代の同僚マスちゃんがLINEで送ったチラシ画像を見てくれていた。マスちゃんがら同僚ムラちゃんへも連…

みんながアートでつながる

マサは、アート体験イベントでもう一つのシーンを思い出していた。いつもお世話になっているメディアコスモスの女子職員のミズさんがやってきて「私の姪っ子です」と促されたおばあちゃんと女の子が手をつないで入ってきた。「いくつ?ハサミは使える?」と…

アートグッズの反応

マサは、アート体験イベントの準備を済ませて会場をスマホで撮影していた。新しくアートグッズにした「M yアートパーテーション」や「オトナのツミキ」も並べてお客さんが入ってくるのを待った。「もう入ってもいいですか?」とひとりのおばあちゃんがやって…

大きなパネルの写真

マサは、3週間ぶりに開催するアート体験イベントの準備をしていた。毎回来てくれる人たちが違うので、今回はどんな人が来てくれるか楽しみだった。新しく作ったアートグッズの「M yアートパーテーション」や「オトナのツミキ」も展示するので、どんな反応し…

ほんわかとした気持ち

マサは、作品展がオープンして三分の一の10日間が過ぎて反応が気になっていた。きのう、きょうと見てくれた人から続々とメッセージが届いて感動していた。「見るだけで楽しい!」や、こんなコロナの中「ほんわかとした気持ちになった!」と二人の女子からの…

オトナのツミキ

マサは、自分の作品をMyパーテーションに飾ってみた。なかなか絵になるとスマホで撮影していた。紙の葉っぱのミュージアムに置くためのパンフレットを作ることにした。アートグッズのシリーズのnumber005としてパソコンの手も進んだ。イベントやアート講座で…

Myアートパーテーション

マサは、Myパーテーションを同級生の店のマスターに届けた。夕方5時半から店が開くので、自転車のカゴに3つのパーテーションを入れて運んだ。トートバッグをサービスに付けて、1つはO女子に渡してもらうように頼んだ。2つはその場でフィルムを剥がしてカウ…

Myパーテーション

マサは、作品展のオープニングパーティーをやることにした。コロナの影響でしばらく飲み会はやっていなかったが、少人数であればとやることにした。同級生のマスターの店に半年ぶりにドアを押すと、カウンターに置かれた高さが低いパーテーションがまずは目…

ペーパーリーフ派展

マサは、作品展の準備中さなかに新聞社の取材を受けていた。今朝起きて新聞を開くと記事が写真とともにうまくまとめられていた。「ペーパーリーフの作品展」と記者が付けたタイトルが見出しとなっいた。今から150年前の1874年に第1回印象派展がパリで開催さ…

作品展の準備

マサは、初めての作品展の準備を進めていた。1週間前になると地元テレビ局の担当者からメールが入った。「作品リストと画像を送ってください」と新聞とラジオで告知するため必要なことが付け加えられていた。アート講座が終わったばかりで、どの作品を展示す…

絵本の読み聞かせ

マサは、アート講座で新たな試みをしていた。テーマにより作品の出来上り具合や参加者数も違っており頭を悩ませていた。新しく運営委員になった同級生のミエちゃんが、絵本の読み聞かせを子供たちにやっていることを教えてくれた。「アート講座で絵本の読み…

喫茶店のこだわり

マサは、近所にある喫茶店でモーニングを食べていた。毎回オリジナルブレンドでコーヒー豆の特徴までミニカードて説明してくれる。サラダもたっぷり付いて、トーストのトッピングも選べる。月に2回のペースで秘書の妻と訪れていた。これまで気が付いていなか…

プチ盆栽

マサは、久しぶりのバスツアーに参加してリフレッシュしていた。地元テレビ局が主催するカルチャースクール型のツアーで明智光秀の生い立ちの地を巡るものだった。いわゆるGOTOトラベルで給付金や地域クーポン券、光秀の歩き方の書籍まで付いてかなりお得な…

プチスタンド

マサは、柳ケ瀬にあるドン・キホーテに入っていった。10月24日には閉店になるので、セールをやっていて品物もどんどん無くなっていた。同じビルの5階にダイソーがあるが、こちらも閉店のポスターが貼ってあった。アート講座で使うペーパーやコルクボードなど…

紙の葉っぱのこだわり

マサは、香川照之の子ども向けアパレルブランドをテレビで見た後、webサイトを検索していた。昆虫のキャラクターを8匹作り、布はエコ素材を使用し、いらなくなった服を入れる回収BOXを設置、環境保護団体に1着売れると64円(ムシと呼ばせている)を寄付する…

親子が入ってくる

マサは、1ヶ月に1度のアート講座を開催していた。「あなたの好きな動物を描こう!」をテーマに大人のための講座だった。ひと通り終わりかけに、声も掛けてないのに1組3人の親子が入ってきた。あと1時間あったが「こんどまた来てください」とチラシを渡して…

DMの効果

マサは、モノを売るためにいろいろテストをしていた。アート教材をメルカリに登録して反応を見ていた。見てくれた人は、38人とカウントされていた。いいね!やコメントはなく、購入までは至っていない。売ったことがある人にアドバイスをもらったが、見せる…

招き猫

マサは、アート講座のサンプル作品を作っていた。テーマは「あなたの好きな動物を描こう!」でプロジェクターに投影して作り方を説明するためのものだった。以前に飼っているパピヨンの犬を作っていた。今度は猫にしようかなとイメージを膨らませていた。何…

雨が降っても

マサは、台風がそれて雨も上がり掛けて少し安心していた。アート体験イベントを予定通り準備を始めた。プリンターとパソコンは、自宅からクルマで運んでいる。それ以外のアート教材やラミネート機は会場近くの支援ブースのロッカーに保管してあるので助かっ…

雨が降ったら

マサは、珍しく天気予報が気になっていた。今から15年前のこと、伊勢志摩で100名を集めての全国会議イベントを仕切っていた。同じ10月で台風が三重県を直撃するコースが予報されていた。新幹線を使い東京と大阪方面からやってくるため決行か中止にするか気が…

パーテーション会議

マサは、月一度の運営委員会を開催した。新たに1名の女子ミエちゃんが加わった。フルちゃんから絵本の読み聞かせをしていると聞き、2ヶ月前から要請をしていた。11月のアート講座のテーマに「絵本の世界を描こう!」と決めていたのでチカラになってもらいた…

パーテーション

マサは、コロナ対策でパーテーションを使っていた。受付や講師用に探していたところ、義理の弟夫婦がパーテーションの試作品を持ってやってきた。「ちょうどアート講座で使いたいと思っていたところだよ!」と渡りに船となって話がはずんだ。「わかりやすい…

テニスとアート

マサは、テニスはアートイベントのための体力維持のためと割り切っていた。土曜日はイベントがなくテニスに参加することにした。コートに着くなりキャプテンのヨコさんから「パンフレット見たよ!」と高校が同級生でないのに、先日郵送されてきた同窓会会報…

今更インスタ

マサは、つながるコンセプトが気になっていた。メディアコスモスの2階の図書館に行ってみた。「インスタで共感マーケティング」というタイトルに目が止まった。「インスタ映え」の流行語が流行ったのが2017年で流行語大賞にもなっている。20代女性を中心に広…

SNSの効果

マサは、10年前からスマホを使いペーパーリーフアート作品をFacebookにアップしていた。SNSソーシャルネットワークサービスという言葉もまだまだ知らない人が多かった。それでも、いいね!をくれる高校の同級生が男女1人ずついた。そのお陰で毎日の作品づく…