旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

パーテーション会議

マサは、月一度の運営委員会を開催した。新たに1名の女子ミエちゃんが加わった。フルちゃんから絵本の読み聞かせをしていると聞き、2ヶ月前から要請をしていた。11月のアート講座のテーマに「絵本の世界を描こう!」と決めていたのでチカラになってもらいたいと懇願した結果、会議に初参加となった。彼女を歓迎する気持ちによりメンバー全員が集まってくれた。オンラインのアラキン含めテーブルには6名が集まり、マスクは付けているものの「蜜」となった。イベントで使っている「パーテーション」をテーブルのセンターに置くことにした。議題はグループLINEのノートに事前に配信しておいた。9月の活動と10月11月の予定を見ながら進行していく。男子4名と女子2名は、文化祭で打合せをする高校生に戻っているように活発な話し合いになった。11月14日からの初めての作品展については真剣ぶりが際立った。代表者や連絡先を入れた方がいい、芳名録が必要、ハガキで告知を、オープニングパーティーをしようと積極的だった。次に活発だったのは、絵本をテーマにするアート講座についてだった。絵本を10冊を持参した初参加のミエちゃんが「オススメの絵本を用意して、アート講座参加者に選んでもらったらどう?」と素晴らしいアイデアを提案してくれた。「2階が図書館だから、一緒に選んでくれる?」との発言に圧倒された。パーテーションを挟んでの会議は、熱気により透明なパネルシートが変形するのではと、心配するマサだった。