旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

同窓会会報

マサは、8月のアート講座で高校の同窓会事務局から取材を受けていた。「夏の思い出」をテーマにリアルとオンラインをつないでの講座の合間にインタビューを受けていた。夏の雰囲気を出すためにアロハシャツを着ていたので「ジャケットを羽織った方がいいですか?」と聞くと、そのままの方がイメージに合うからいいとカメラの前に立った。「9月末までにはお手元に届くと思います」と事務局の女性が丁寧に対応してくれた。その後メールでFacebookで検索してみたら「旅行代理店J社トシくんとの友人関係は記事にすると面白いかもしれない!」と聞かれ2人の関係式を詳しく返信しておいた。8月末になると出来上がった原稿が送られてきた。同じページには、NHKで放映された鷲見玲奈さんドーキンズ絵里奈さんの記事があり、マサのアロハシャツの画像が右側にレイアウトされていた。友人関係の記事はなく、少しだけの活動内容にガッカリした。マサの手元に届く前に、同級生の女子から「ロッキーマサの記事みたよ!」とLINEが送られてきた。家に帰るとポストに会報の封筒があったので、すぐ中を開いて見てみた。なかなか見つからない「あった!記事が小さい!」と思わず叫んでしまった。翌日はアラキンから、アッちゃんからと写真を撮ってグループLINEにアップしてくれた。昨日は、浜松にいる薬剤師の女子からも「会報見たら、マサが載っていたよ。カッコイイ!」とメールを送ってくれた。改めて会報を見てみると、21,500名の同窓生に発行していることと、広告協賛と会費で成り立っていることを知った。広告記事が大きく沢山あり、記事が小さくなっている理由がわかった。これもフリーペーパーで無料のフリーミアムのビジネスモデルだと、学んだ本のことを照らして会報を眺めるマサだった。