旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

ミュージアムに必要なモノ

マサは「紙の葉っぱのミュージアム」に足りないモノを考えていた。アート体験で男の子が「乗り物を作りたい!」とわがままを言ったことが気になっていた。アートグッズコーナーにたまたま置いた額入りアート作品に電車があったので、それを見せて助けられていた。アートグッズコーナーに額入りアート作品を置くのではなく、数あるアート作品は専用の展示コーナーが必要だと気が付かされた。乗り物、動物、花、自画像など作品が並んでいれば、参考にしてもらいやすくなる。現状はコルクボードにプッシュピンで押さえた動物の作品が5点しか置いていない。スクリーンにアニメーションで過去の作品を流しているが、現物の作品展示が少な過ぎると改めて感じる結果になった。つい先日、テレビ局のギャラリーでの作品展のオファーをもらったばかりだった。20作品を展示することだけは決めていた。これをそのまま「紙の葉っぱのミュージアム」に展示すれば、いいミュージアムになる。時間が取れる運営委員のメンバーにグループLINEにメールを送ってみた。

チカチャン、フルちゃん、アッちゃんが翌日の朝から集まってくれた。メディアコスモスのつくるスタジオのホワイトボードに作品展に必要なモノを書き出した。「ペーパーリーフアート展」のロゴのデザインとそのアプリケーションをどのようにするかを議論した。作品展をいろんな所でもできるように、英字ロゴも作りたいとチカチャンにお願いした。「私の夢は、パリで作品展をやること!」とマサは、真剣な眼差しをメンバーにアイコンタクトした。