旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『夢の会社』と共に

マサは、『みかん』の町とお別れしたが、NHKの『半分、青い。』も最終回となった。スズメと律がスパローリズムという会社を立ち上げて『そよ風の扇風機マザー』を開発して実家で発表会をやった。クライマックスは涙流れて感動した。一方でマサは、先週チカチャンがひらめいた会社設立のことを少し真剣に考え始めていた。ペーパーリーフアート教材のデザインが出来上がり、予算内にオーケーさんがOKを出してくれればまずは第1ステップをクリアする。良きパートナーのアラキンからも、元出版社だけに後輩たちに紹介してみようとメッセージをくれた。チカチャンからも長良川デパートに置いたら売れるかもしれないと意欲的だった。マサは会社勤めを長年してきたが、そろそろソフトランディングの時がきたと感じていた。前回のNHKの朝ドラ『わろてんか』では笑いを商売にしたいと夢を追う物語りだったが、マサも趣味のアートをビジネスにできるような予感がしていた。『夢の会社』は、アーティスト名のロッキー マサからとって『ロッキーeプランニング』、Eco、Easy、E- Businessをコンセントに、3つのEをプランニングするという意味を込めてみた。スローガンは『ペーパーアートDE癒しのモノ作り』としてみた。アート教材 の名前は『ペーパーリーフ8』8枚のシートが1セットになっている。ソフトランディングの後に、ソフトテイクオフしたいと考えていた。チカチャンは『年金プラスお小遣い程度』とアドバイスくれた。『夢の会社』が出来たら、アラキンとチカチャンは良きパートナーとして参画してくれるだろうか。そして『半分、青い。』と同じ日に『旅するペーパーくん』も時の経過によりペーパーがヨレヨレになったところで長い旅を終えることにした。(完)