旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

想定Q&A

マサは、明日のJAのプレゼンで想定される質問のことを考えていた。5分間のプレゼンの後に5分間の質問タイムがあると聞いていた。審査員は10名いるが、3名程度があらかじめ質問の準備していると考えている。たとえば最初の質問はQ1『なぜJAの助成事業に応募しようとしたのですか?』答えはA1『同級生で税理士の友人からの勧めがあったのが一つです。紙の葉っぱとJAが扱う果物や野菜などの葉っぱが親和性が高いと思ったのが2つ目です。助成対象が、農業支援だけでなく、街づくりや環境保護の支援もあり私が目指す目的に合っていたことが3つ目です』次の質問Q2は『導入予定のカッティングマシンとはどんなものですか?』答えはA2『ブラザーのスキャンカットという卓上に置ける機械です。好きな葉っぱのカタチを取り込めることができ、複数枚を並べてカットできるので、ハサミで切るより10倍以上の速さで出来上がります。紙以外にも布やプラスチックシートなどの素材も選べるので作る楽しみが広がります』次の質問Q3は『移動式のミュージアムは、どんなところまで可能性がありますか?』A3『クルマに積み込んでいけるので、県内はもちろん日本中どこでも開催できます。他の人たちとイベントを仕掛けることもできます。たとえばハンドメイド品を趣味とする人を集めてマルシェを開くこともできます』と、少し大きめの風呂敷を広げるマサだった。