旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

外国へ行ったつもりで

マサは、フェイスブックで毎回コメントをくれる同級生のよっちゃんに感謝している。プレゼンが迫る中『外国に行って、言葉が通じない相手に伝えるように、ジェスチャーを使いながら、ゆっくり大きな声で話すといい』とアドバイスをくれた。秘書の妻の前でも練習したが『話し方が一本調子で抑揚が全然ない』とかなり厳しい言葉に少しばかり元気をなくしていた。そうだ、アメリカのニューヨークに行ったときのことをイメージしようと思った。英語もろくに話せないのに、タクシーに乗ったり美術館に行ってみたり。ガイドブックをみらがら、メトロポリタン美術館はどこにあってどんな作品が所蔵されているか調べて出掛けた。JAも考えてみれば、マークを知ってるだけでほとんどわかっていない。ガイドブックを買わなくても今は本当に便利になった。例によりwebで検索すると情報が満載だ。直営店の『おんさい広場』では、曜日によっていろいろなイベントが開催されている。移動式のキッチンカーでハンバーガーやメロンパンの販売もしている。青年部や女子部など活動も活発で料理教室やセミナーを定期的に開催している。いちばんビックリしたのは、バレボールのVリーグチームも運営していることだった。これらの情報は、毎月1回発行される組合報にまとめられ3年分がPDFデータとして閲覧ができた。かなりイメージが膨らんでいた。プレゼン5分と質問5分となっており、審査員の質問にもハートに食い込むような答えも準備できたような気がするマサだった。