旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

イベントのあと

マサは、イベントのあとは少し気が抜けるような感じだった。吉田拓郎の『祭りのあと』の歌詞を思い出していた。『祭りのあとの寂しさが、いやでもやってくるのなら、祭りのあとの寂しさはたとえば女でまぎらわし♫』だれでも同じなんだなあ、マサはとりあえず眠ってまぎらわした。翌日は、同級生のふくちゃんにお礼のメールをした。イベントに参加してくれた同じ会社の女性の子供の作品画像と今後の講座案内を添付した。秘書の妻の友人も孫を3人連れて来てくれたので、作品のポストカード3枚とお礼をことづけた。参加者のフィールドバックの声が一番大事だと検索したWEBのコメントを見ると、後から必ず聞いてみようと思った。これまでも何度もイベントに参加しているが、1つの部屋を貸し切ったのは初めての試みだった。マサが言う『プチミュージアム』の効果は確かにあったと感じていた。作品を鑑賞できる、作品を作ることができる、作品と一緒に撮影できる、作品をプリントして出版できる、短時間ではあったが4つのやりたいことが実現できた。スクリーンを見て『信長おもしろい!』『キレイに並んだ葉っぱ!』と子供も親も、作品を作りながらも感動する姿が見られてすごく嬉しかった。会場のライティングは少し薄暗くもあったが、ミュージアムぽさが演出できて、スペース全体に癒やしの効果となったようだ。男の子や女の子も飛び回ることもなく落ち着いて作品を作ってくれたので、これも会場の雰囲気のお陰だと感じた。今日もメディアコスモスに行って、秋に開催されるメディコス祭りイベントの説明会に参加する。今回の貴重な体験を次回のイベントに生かしたいと思うマサだった。