旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『笑える自画像』の感動

マサは、2回目の『おとなアート講座』を開催した。同じ場所だったので、段取りよく上手くスタートがきれた。台風の影響で、名古屋にいるアラキンは帰りの電車が止まるかもしれないので欠席となった。連続参加記録が途絶えてしまったが、こればかりはいかしかたがない。医師のタケちゃんも、患者さんが多くて予定時間に終れなかったと連絡があった。チカチャンは場所を間違えて30分遅れでも参加してくれた。マサは、昨日作った凹凸のある自画像と7年間に作った作品の画像を並べてスクリーンに投影して説明した。凹凸感はあるものの、7年前の自画像の方がカラフルで勢いがあるのを感じていたら、チカチャンも同感だったようで『これは傑作だった』と過去形の意見だった。そのチカチャンの出来上がった作品には驚いた。顔の筋肉を強調した自画像で、三角形の大小でカットした紙をカラフルに並べたオリジナリティの高いものだった。同じく顔の筋肉を意識したという女性のココさんの作品。日曜美術館ミケランジェロの筋肉を意識した番組を見て参考にしたそうだ。メガネや髪の毛の表現が繊細で素晴らしい作品だった。アズマくんもユニークだった。鼻はアイスクリームの三角コーンを、メガネに写ったスパゲティの写真は生活感もにじみ出ていて面白い。横に座った初参加のシバちゃんは、戸惑いがあったが周りの様子を見ながら仕上げてくれた。孫の自画像を作ったのはミタムンと秘書の妻だった。ミタムンは、孫の柔らかな肌をピンクの紙をいっぱい重ねて表現しており、シンプルだが可愛い作品だった。妻は、2人の孫が抱き合う姿をお菓子の箱を洋服に見立ててなんとかまとめた。初参加の女性は、娘と彼の写真を見ながらニッコリ笑った姿が印象的だった。今回より参加の男性も、隣に座ったチカチャンの影響からか、カラフルな色の組み合わせの顔となった。大型客船のお土産の箱を使ったTシャツも夢があった。8人の『笑える自画像』に今日も感動をもらったマサだった。