旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

新しいポスター

マサは、アート講座の入り口のポスターを見て親子がやってみたそうに眺めていたのを思い出していた。2月以降に始めるイベントやプレゼンに共通で使える新しいポスターを検討していた。タイトルは『紙の葉っぱのミュージアム』キャッチコピーは『大人も子供も楽しめるアートな体験!』。見る体験、作る体験、撮る体験、と3つの体験を分かりやすく縦じまラインで色分けする。アイデア会議で歌舞伎の緞帳をヒントに取り入れる。ラインのカラーは、ブルー、ピンク、グリーン、と3つの体験をイメージさせた。タイトル文字は太めの白い文字にしてみる。さっそくタイトルロゴを診療所のはなちゃんに見せると『オレンジとグリーンじゃないの?』と歌舞伎の緞帳にこだわっている様子だったが、3つの意味を説明すると納得してくれたようだった。見る体験コーナーは、コルクボードにプッシュピンで押さえた作品やポストカードや作品集をアートスタンドに立てた画像を配置する。プロジェクターで投影した画像に、数々の作品をアニメーションで流すとコメントを入れる。作る体験コーナーは、アラキンやミタムンの制作風景の写真を入れるつもりだ。二人は了解してくれるか出来上がったらメールで確認してみよう。撮る体験コーナーは、二人の孫をモデルとして登場させる。作品と並んでおどける姿と黒い紙の葉っぱ2枚を鼻の下にヒゲのようにした顔はきっと笑ってもらえる。まずは2月中旬にメディアコスモスの『NPO活動パネル展』に出展するので、分かりやすくインパクトのあるポスターを作り始めるマサだった。