旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

3色のカラー

マサは、ポスターに使う3色が何かに似ているように感じていた。ブルー、ピンク、グリーンから甘い香りが感じられるから不思議だった。そうだ春に食べる『3色だんご』の色に似ている。例によりwebで『3色だんご』を検索してみた。ルーツなるものの記事を見て驚いた。豊臣秀吉が晩年の1598年に京都で開催した『醍醐の花見』のお茶会に提供されたお菓子だったのが由来だそうだ。1300人を集め、700本の桜の下で盛大に開かれ、とにかく派手好きな秀吉が、カラフルな『3色だんご』を考えたのも頷ける。ピンクは桜の咲く春、白は雪の降る冬、緑は葉が生い茂る夏を表しているらしい。秋がないのは食べ飽き(秋)ないというウイットな意味も含まれている。『紙の葉っぱのミュージアム』のカラーはピンクは作品作りの想い、白は紙の色、グリーンは葉っぱ、ブルーは美しい空と意味合いを付けてみる。甘いお菓子の空き箱を使ったアート体験に、甘い香りの『3色だんごのカラー』で子供たちを引き寄せてくれるだろうか。きのう、はなちゃんから『ブルーがにごっているね』と言われて気になっていたので、明るいブルーに修正してみた。『明るくなっていいよ。おかあさんといっしょのイメージだね』と3色だんごとは言わなかったけど、NHKおかあさんといっしょのイメージならキャッチコピーの『大人も子供も楽しめる』ともぴったりと合う。はなちゃんが女性第1号の良きアドバイザーになったと、マサは心の中で思った。