旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『おとなアート講座』の工夫

マサは、2回目の『おとなアート講座』で秘書の妻から注文があった。今回のテーマは『笑える自画像』であったが『昨年と同じやり方じゃあダメよ!』と言ってきた。ペーパーリーフアートはもともとゴッホの油絵みないな作品を作りたいと思い考案した手法だったので、もう一度その基本に立ち返ってみようと思った。もっとゴテゴテとした凹凸は表現できないものだろうかと。葉っぱを縦に半分折ると山型になるので鼻や眉毛にいいかもしれない。まつ毛は、ハサミで細かく楕円形の下半分をカットして起こしてみると面白い表現ができる。ひとみは、葉っぱをクルクル巻き寿司みたいにして立ててもいい。髪の毛も黒い葉っぱを縦に向きを変えて交互にカットしてそれぞれの端を浮かせるだけで髪の質感がでそうだ。これだけでも顔にかなり立体感が出る。背景は、夏の風物詩のひまわりの花を沢山あしらうと真夏の雰囲気が出そうだ。麦わら帽子も似合いそう、首にはタオルを巻いて汗も額から銀の髪を垂らしてみよう。アート講座の前日に、この構想で例によりコルクボードの上にペーパーリーフを並べてみたところ、なかなかの出来映えに満足してスマホで撮影して、Facebookページの『ペーパーリーフアート倶楽部』へアップした。今日は同級生で税理士のミタムンも久しぶりに参加してくれる。昨年の彼の自画像は、デザイナーがチラシに採用するほど面白いアート作品に仕上げてくれた。今回も、凹凸感をどう表現してくれるか楽しみにしている。新たなメンバーでは高校の同じクラスだったタケちゃん、彼は現在医師で『癒しのペーパーアート』のタイトルを見て、日頃のストレスから癒されたいと思ったのかもしれない。クラスは違ったがタクシー会社の役員をしているシバちゃんも来てくれる。これらの同級生は、同級生のスナックで定期的に集まる会を開いてくれるO女子のおかげでアート講座に参加してくれるので大事にしていきたいと考えている。