旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

プレゼンの心構え

マサは、1週間後に迫ったJA助成事業のプレゼンの準備をしていた。もう一度、昨年の6月のプレゼンのことを思い出していた。マイクの位置が定まらず、低いまま首を曲げたままでプレゼンがスタートした。原稿はスマホに登録したが、手元が暗くてよく見えなかった。審査員より聴衆を意識しすぎて、最初からパフォーマンスし過ぎて時間を使ってしまった。原稿量が多くて最後まで説明できず終わってしまった。前日の練習で声帯を使い過ぎたのと、首を曲げた姿勢で話したので、声が枯れてしまったこと。これらの要因で、採択には至らず結果的にプレゼンが失敗となった。当時のプレゼンを聴衆として見てくれていた大学の先輩からは『捲土重来を期す』とメッセージをもらっていた。今一度、プレゼンに成功するためには、webでキーワードで検索してみた。プレゼン資料は、分かりやすいことが大前提。その上で、大きな声でゆっくり話すこと。ジェスチャーを取り入れること。話しの間を効果的に使うこと。早く誰か味方を見つけて話すこと。何より情熱を持ってのぞむこと。A4サイズで2枚あったプレゼンコメントを1枚にしてを読み上げてみた。3分30秒とスマホのストップウオッチが示した。少し短めだが、大きな声でゆっくり話せばちょうどいいかもしれない。話しに合わせてパワーポイントの資料に違和感があるところを微調整した。データを事前に届けるように言われているので、明日訪問するアポを取った。できれば会場を見せてもらえれば、プレゼンのイメージトレーニングができるので、明日も大事な日になるとマサは思った。