旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

大河ドラマ館を参考に

マサは、NHKの『麒麟がくる』を1日に2回も見ていた。BSで6時から、地上波では8時からと贅沢な時間だった。戦闘シーンに比べて会話シーンは話す声が小さくて聞きづらい。2回見ることで、斎藤道三の娘の帰蝶が土岐頼純の最初の妻であったことを知ることができた。4K映像は、テレビが対応していないせいもあるがドローン撮影の多さは少し違和感がある。というのも昼間に行った『大河ドラマ館』の3つのスクリーンに映し出された迫力ある4K映像を見てきたばかりだったので余計に普通の液晶テレビは物足りなさがあった。入るまではあまり期待をしていなかった『大河ドラマ館』だったが、想像をはるかに超えた展示内容に満足していた。以前にもこの歴史博物館には来たことがあったが、歴史的資料と大河ドラマの調和があって理解も深まる仕組みが満足するゆえんだと思った。秘書の妻に『きょうは見に来てよかった!』と素直な感想をもらした。『アート講座や4月から始める体験ミュージアムの参考になった』と続いて話し出した。『麒麟がくるをテーマにやってみる?』といつもはアイデアを出さない秘書の妻も、その気になっていた。映像やパネル展示も参考になったが、いろいろ体験できるのも面白い。斎藤道三の殿様気分になれる畳にも座れる。火縄銃のレプリカを持って重さが実感できる。顔写真を撮影するプリクラで武将に加工でき、プロジェクターに自分の姿が投影される、それをスマホで撮影できるという、かなり手の込んだ演出も楽しい。大河ドラマの最後には、稲葉山城、現在の岐阜城の映像が流れると、今年の岐阜はアツくなると観光大使の気分になるマサだった。