旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

究極のパスタ

マサは、海の日の祭日も朝ドラから始まった。土曜日にまとめて見るので15分はあまりにも短かった。次の番組は『世界は欲しいモノにあふれてる』のタイトルに惹かれてそのまま見ることにした。歌手のJUJUが世界各地を回って、スタジオで三浦春馬と旅を振り返る構成になっている。今回はイタリアで『究極のパスタを探す旅』がテーマで現地のレストランや家庭を訪問して、パスタを食べながらもレシピを学んでスタジオでも再現するという立体的に楽しめる内容になっている。小麦粉と卵をかき混ぜてパスタ生地を手作りで仕上げて、挽肉の具材を挟んで上から型で抜いて、その後に茹で上げてラビオリが完成して食べるまでを実演する。イタリアの古い町並みとパスタにワイン、キッチンスタジオでの実演、映像からも『究極のパスタ』を味わうことができた。まだ、朝の時間帯なのにパスタが食べたくなってきた。 秘書の妻に『昼はパスタにしない?』と聞くと、スパゲティの麺が1人前しかないのを確認していた。返事はなかったが、昼近くになると『パスタ食べに行きたい!』と出掛ける気が満々だったのは可笑しかった。店は決めていなかったが『ウォーキングがてら歩いて探そう!』と岐阜駅方面に向かって歩くことにした。柳ヶ瀬入り口に1件、しばらく行って1件と店の中を覗きながら素通りした。名鉄岐阜駅の手前まで差し掛かると『あそこにしよう!』と点滅している横断歩道を小走りに渡った。行列は出来ていなかったが、満席のようで名前を記載して表のベンチに腰掛けて待つことにした。扉のカレンダーには10日間休んでイタリアのコンテストに参加してきたようだった。待たされる内に、旅行客など5組も表で列に並ぶ。待つこと30分、5組とも一緒に中に案内される。隣に座った中年アベックの旅行者が、店内の飾りや料理をスマホで撮影を始めた。少し違和感があったが、負けじとマサも『究極のパスタ』を画像におさめ、焼きたての美味しいもっちりピザに満足した。Facebookページの『カフェ研究会』にもアップした。