少しプレミアムなモノ

マサは、メディアコスモスで９月末に開かれる『メディコスまつり』の説明会に参加した。これで４回目となるので、おおよそイベントをイメージしていた。『紙の葉っぱで愉快なキャラクターを作ろう！』とテーマを決めており、親子をターゲットに考えていた。この説明会の冒頭に若手職員の５人から挨拶があった。『トップから若手主体でイベントを企画するように言われプロジェクトを立ち上げた。特にワークショップで活動団体の参加を募集するので興味があれば連絡ください。』と寝耳に水だったが、とりあえず頭にインプットした。それでも担当者へ翌日メールをして、マサのFacebookページを見てもらうように伝えて返信を待っていた。今日の朝にメールがきて、Facebookページで活動内容が理解できたらしく前向きなコメントに驚いた。メールを引用すると『普段はできないような少しプレミアムなモノ、参加者が「無料でこ んなにいいものが作れるの！？」と思ってもらえるようなところを目指している』と書かれてあった。無料体験といっても、補足としてそこそこの予算提示があったので安心した。できれば作品を持ち帰ってもらいたいとも伝えてきた。スマホで撮影してポストカードで渡すことでは満足してもらえないかもしれない。この間のイベントでも女の子が『これどうするの？』とせっかく作った作品が崩されるのをさびしい目で訴えてきた。若手職員のメールにあった『少しプレミアムなモノ』が気になり、きのう三ケ日でもらった『まぶしい光の魚のしおり』を参考にすれば出来るかもしれないと久しぶりにヒラメキに出会ったマサだった。