旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

できた!作品が立った!

マサは、パスツアーで大きなヒントを得て早く試したいと思った。5月12日のメディアコスモスのイベントまでに立てられる作品を作ろうと意気込んでいた。いつものように名鉄岐阜駅の改札口を出ると、左手のビル中にある100円ショップに向かった。『虫ピン』を求めて探したが、大きめのプッシュピンしか置いてなかった。引き返して改札口の右側のLOFTに入っていった。2階の突き当たりに目に留まったのは、あの美術館で見た35ミリある額縁だった。奥行きがあるので、立体の作品も飾れる。『コルクボードをそのまま入れられる?』と店員さんに聞くと、奥からちょうどいいサイズの額を持ってきてくれ、取り付け方法も教えてくれた。『額縁の色の種類は?』と聞くと白、グリーン、ピンクなど5種類あるとにこやかに答えてくれる。もう買いたい気持ちになっていたが、少々お高めに『またこんど』と苦笑いをしてその場を離れた。この額縁は補助金をあてにしようとココロに決めて、次のフロアへ向かった。文房具売り場に行けば『虫ピン』あるかもしれないと足を運んだ。LOFTは紙製品も種類が多く見るだけで楽しく、マサはよく立ち寄っている。展示用品コーナーの表示を見つけた。そこには、コルクボードやプッシュピンもいろいろな種類が置いてあった。『極豆マップ画鋲ビビッドMIX』と長い商品名が記載された透明ケースがあった。その中に針部分が10ミリ、アタマ部分が球状の2.5ミリのプッシュピンが60本入っている。アタマ部分は、赤、黄、緑、青、白の5色となっている。これは使えると2箱を購入した。家に帰り、既にコルクボードの上に作ってあった『母へのメッセージカード作品』をプッシュピンで押さえてみた。

『できた!作品が立った!』とひとりで叫ぶマサだった。