旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『愉快なキャラクター』の仲間たち

マサは、第3回の市民講座を開催した。前日名古屋で40.3℃を記録していたので、参加者が予定通り来てくれるか心配だった。今回から初参加の男性から欠席のメールが入った。マサより5つ年上の方なので体調不良でなければいいと思った。その後、同級生のシバちゃんから電話が入り心配したが、開始時間の確認だったのでホッとした。会場には1時間前から入り準備に入るが、まずはクーラーの電源を入れた。秘書の妻は、参加者のために冷たい麦茶を用意してくれるので助かった。毎回保険を掛けているので、保険屋さんから団扇の差入れも気の利いたグッズとなった。開始10分前になると同級生のシバちゃんとアズマくんが、『暑い暑い』と言いながら入ってきた。テーブルに置いてある団扇を早速使ってくれた。良きパートナーのチカチャンは、クルマできたらしく軽やかで涼しげな様子で入ってきた。事前に遅れると連絡もらっていた良きパートナーのアラキンは、名古屋から電車を乗り継いで来てくれたので、Tシャツから汗がにじみ出ていた。冷たい麦茶をすぐ出してあげると飲み干していた。『愉快なキャラクター』作りの前に『汗ダクのキャラクターたち』が気になって講座をスタートしていった。トウモロコシや梨の農産物やイヌの動物、四つ葉のクローバーの植物など可愛らしく個性豊かだった。その中でも際立ったのはシバちゃんだった。岐阜の名産品をあしらったオリジナルキャラクターで、頭に鮎、顔が柿、首に枝豆を使ったものだった。キャラクター名も考えてくれたが、非常に長く覚えられなかった。ご当地キャラクターコンテストに出してもいいほどのインパクトがあるものだった。講座後は、暑気払いで駅構内の蕎麦屋で生ビールを飲み干した。良きパートナーのアラキンと二人だけだったが、ほてったカラダのキャラクターは生き返る気分になっていた。