旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

麦わら帽子の夏休み

マサは、明日から夏休みになる。

吉田拓郎の『夏休み』のメロディが頭の中に流れる。1971年にリリースされたので、高校生の時の歌で歌詞も鮮明に覚えている。岐阜市民会館でコンサートがあり同級生のカワちゃんがチケットくれたので彼のデートに付き合ってギターとハーモニカで弾き語りのフォークを別の席で聞いていた。

『夏休み』作詞、作曲:吉田拓郎

麦わら帽子は もう消えた
たんぼの蛙は もう消えた
それでも待ってる 夏休み

姉さん先生 もういない
きれいな先生 もういない
それでも待ってる 夏休み

絵日記つけてた 夏休み
花火を買ってた 夏休み
指おり待ってた 夏休み

畑のとんぼは どこ行った
あの時逃がして あげたのに
ひとりで待ってた 夏休み

西瓜を食べてた 夏休み
水まきしたっけ 夏休み
ひまわり 夕立 せみの声

マサは、明日からの『夏休み』は次回のアート講座のテーマ『夏の風物詩』の作品作りに専念する予定でいる。それでもマサにとっては小さめの麦わら帽子を被ってバーベキューにも出掛ける。そこでスイカ割りを孫たちと楽しむ。夜は線香花火をする。柳ケ瀬で復活する盆踊りにも連れて行く。吉田拓郎の『夏休み』の世界を味わえそうだ。

僕も暑い夏に水分を取られてカラダはカラカラでペッタンコのペーパーくんになってしまっていた。ここで一旦涼しい冷蔵庫にでも入って『夏休み』にすることにした。

旅するペーパーくんPART2(完)