旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

窓キャンバス

マサは、朝からキャンバスロールを1階に降ろしてサイズを測ってみた。意外に布の厚みがあって実際にあてがってみるがイメージができなかった。出掛ける時に『これを日除けにするから』と言うと秘書の妻は『出入りに邪魔になる!』と受け入れてくれそうになかった。やはり窓ガラスに直接貼らないと扉の開閉に問題があると気が付かされた。例によりWEBで『窓を飾る』と検索するといろいろ出てくるから面白い。窓装飾プランナーなる資格があり、窓はインテリアのひとつとして調和や季節感の演出にセンスが必要だそうだ。また遮熱、断熱、遮光、防音といった省エネの機能面からも注目が高まっているらしい。ネットショップでは和紙や障子紙を使って飾るパターンも花柄などいろいろ販売されている。窓ガラスに霧吹きで水で濡らした後に和紙を貼れば、剥がれないこともわかった。いつものように名鉄岐阜駅の改札を左手のビルに入り100円ショップに入ったが窓ガラス用の和紙は売っていない。左手側のロフトに向かった。ラッピングペーパー850×600㎜と書かれた和紙風の紙が細長い筒に巻かれてあった。2本しか置いてなかったので2本とも購入した。家に帰るとサイズがどうなのか、水を濡らせばくっつくのか試してみる。やはり和紙ではないのでガラスには付かなかったので、マスキングテープで端を止めてみる。1枚で上側の窓ガラスにはやや小さめだがそれなりに遮光効果がありそうだ。クリーム色の和紙風の紙を貼ってみると『窓キャンバス』が出来たとスマホで思わず撮影した。表側にペーパーリーフアート作品を貼れば、通りを歩く人が見てくれるかもしれないと思うマサだった。