かしわの葉っぱ

マサは、3月のアート講座のチラシ画像をペーパーリーフアート倶楽部のFacebookページにアップした。『春の風物詩を描こう！』をテーマに、サクラの花びらをあしらった作品を載せた。この作品は、2年前に介護施設で講座をやったときのサンプルだった。高齢者対象なのでハサミを使ってもらうことはできず、あらかじめ花びら状にカットして袋に1人分をセットして渡した。15名分のピンクの花びらをハサミで切るのは大変だったことを思い出す。アート講座を開催する1ヶ月前にFacebookページにアップし、2ヶ月前にはチラシのデザインを完成することにしていた。今日は4月に開催するチラシを作り上げることにしていた。『日本の旬、皐月さつきを描いてみよう！』をテーマにサンプル作品を作り始めた。鯉のぼりとかしわ餅を紙の葉っぱで描いていく。きのう見た映画『人生、いろどり』からヒントをもらって、 かしわの葉っぱの現物サイズをグリーンの紙で切ってみる。かしわ餅のように、餅は白いティッシュペーパーを丸めて中にグリーンの紙の葉っぱを巻いてテープで止める。本物みたいな出来映えに、想像以上に感動する自分がいた。サクラ、かしわ、もみじ、イチョウなど季節に合わせたカタチに特徴がある葉っぱは、料理の器のいろどりになるように、現物サイズにカットした紙の葉っぱは、部屋を飾る暮らしのいろどりになるとマサは思った。