おいしいとうれしい知らせ

マサは、寒い中メディアコスモスまで歩いて行った。月1回のメディコスクラブの情報交換会に参加している。職員さんも入れて１０名程の人たちが最近の活動内容を説明してくれるので参考になることが多い。クラブの女性代表のイチさんが司会を進行する。岐阜の高島屋で買ってきてくれたのか、御座候の大判焼きを差し入れてくれたのでスマホでFacebookにアップした。まだ温かくて『おいしい』思いやりにココロもあったまった。最初はガールズスカウトの女性リーダーの方の指名で始まった。イギリスからスタートしたこの組織は来年で１００周年を迎えるらしい。春と秋のメディコス祭りにも参加していると聞いて、制服姿の可愛い女の子５人がアート講座で体験してくれたことを思い出した。この会ではほとんど質問しないマサだったが『会費はいくら？』と聞いてみた。制服を購入しなくても卒業した子供が置いていくので借りることもできるらしい。夏はキャンプに行って、飯ごう炊さんもできるようになるようだ。話を聞きながら、マサの２人の孫を制服にダブらせてガールズスカウト姿の空想をしていた。マサの順番がきて、１月の『絵で書き初め』のテーマにしたアート講座の内容を説明した。『持ち物はいらないの？』『お菓子の空き箱だけで本当にできるの？』と熱心な質問に丁寧に答えた。司会者からも『お菓子の空き箱なら家にあるので今度持ってきますよ』と応援してくれるコメントにも『うれしさ』が溢れた。更に『月１回の活動はもっと増えるの？』の質問に、職員の責任者から『レンタルスペースを借りるようになるから増えるでしょう』と思わぬ発言に驚いた。レンタルスペースの審査結果は郵送で送られるはずだったが、その前に本当に『うれしい知らせ』がマサの耳に届いた。