『PAPER STORY』のプロトタイプ

マサはパソコンに向かい、フリーペーパーの構想を打ち始めた。16ページはA4に2ページずつ表裏にプリントすると、4折り分作れば出来上がる計算。表紙の片側は16ページになり、表紙の裏は2ページになるなど、最初の設計が間違うと本にならなくなる。白い紙を用意して、鉛筆でページを書き込んで、2ページ単位でエクセルシート毎にページを付けてデザインしていった。表紙は、PAPER STORYのタイトルにバックは沖縄で撮影した春の樹木の葉、そして僕ペーパーくんを中心に置いてくれた。センターページは見開きといって、2ページをいっぱいに使えるので、箱根の彫刻の森美術館で撮影したステンドグラスにした。PDFデータに変換した後にメールでスマホに転送し、スマホからプリンターにデータを送ってプリントした。少し紙が薄いせいか、表裏の柄が透けて見えてしまった。それでもプロトタイプとしては、まあまあのできばえに満足した。あした友だちと葉桜となった花見をするので、そこで披露することにした。