旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『ヒツジが食べる』ペーパー

マサは、長い『夏休み』に突入した。年2回は秘書の妻の兄弟夫婦6人でバス旅行が恒例になった。32人乗りでトイレ付きのため、ゆったりと座れて快適だった。山梨県清里高原への避暑ツアーで空席はなかった。帰省のクルマで所々の渋滞で到着は1時間遅れとなった。バスガイドもこのバスは春から入った最新型で、渋滞になっても安心と説明してくれた。朝から義弟が気を遣ってくれビールを配ってくれた。途中でトイレのお世話になったので助かった。新幹線のトイレの2倍近くのスペースがあり快適だった。冬はスキー場になるレストランで昼食をした後、リフトで更に山頂まで上がった。気温が20℃しかなく寒いぐらいでジャケットを着ていってよかった。岐阜とは20℃近くの気温差は、いきなり冷蔵庫に入ったような感覚となった。その後は高原牧場に到着し、バスから降りるとミニソフトクリームが用意されていた。量的にはちょっと物足りなかったが、濃厚牛乳が使われて美味しかった。牧場にはヒツジが放牧されており、みんなが集まって写真を撮っているようだった。秘書の妻と一緒に降りていって草を美味しそうに食べるヒツジをバックにスマホに収めた。マサは、ヒツジ年の生まれであることに気が付いた。ヒツジは、草を食べているが、紙も食べるのではなかったかと。マサはヒツジ年の生まれだから、ペーパーにこれほどまでに興味があり縁があるんだなと感じながらヒツジに触れていた。そのごバスは、八ヶ岳のチーズ工房へ向かった。少量のチーズケーキを食べさせられ店内へ入っていくルートができている。数々のチーズのお土産品が、試食とともに並べられていた。マサは、昨日まで『ペーパーカートン』のことで頭が切り替わっておらず、お土産品のパッケージばかりに気を取られていた。『半分、青い。』からもらった『半分、**』のペーパーカートンがないか探していると、なんと同じコンセプトの商品があり思わず購入するマサがそこにいた。