旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『38度』の街

マサは、この街で『38度』を超えた記録したニュースに驚いていた。孫も帰りお疲れなので秘書役の妻といっしょにランチに出掛けることにした。まだ夏バテには早い気がしているが、夜中も30度以上あり朝から35度超える温度計にうんざりして、食欲も減退気味で『どこでランチする?』と聞かれてもすぐメニューが浮かんでこなかった。まずは100円ショップのダイソーで買い物があったので、秘書に運転を任せてクルマで向かった。ダイソーの店は当然涼しくて救われた気分になったのは不思議だった。こんどの土曜日に『こどもアート講座』をするために、20名参加の予定なので足りない分のコルクボードを購入した。涼しいので他の商品を見てみるのも楽しくなってきた。アート講座で使う材料を入れるプラスチックのカゴなど情報としてインプットした。二階まで階段を昇り降りするうちに、やっと食欲が戻ってきた感じになった。外に出ると『38度』の空気にまた包まれた。クルマに乗って、外を見ると秘書が『あそこの店にしない?』と聞くので、『あそこでいい!』と間髪入れず返答するほどまた涼しい場所にすぐにでも入りたかった。『五右衛門』というパスタの店だった。1時を少し回っていたので待たずに店に入れた。マサは、オススメの冷製パスタをたのみ、大根おろしと豚肉が乗った冷やし中華風でサッパリしており美味しく食べられた。秘書はパスタとパイピザのランチメニューで、ピザを一切れくれる気配りをしてくれた。パワーダウンしかけだったが、美味しいパスタ料理で夏バテ意識も少し解消した気分となった。このランチの中で、秘書との会話は『アート講座』のことになった。2日前の『アート講座』の反省会にもなっていた。次の土曜日の『こどもアート講座』に向けての参考にもなるので、聞く耳を持って聞くことにした。まだまだ秘書とのコミュニケーションがうまく取れていないためか、秘書のオモイも『38度』を超えていたので、涼しい店の中でもアツかった。