旅するペーパーくん

ペーパーくんの癒しとヒラメキの日々

『僕の絵本』を読んで!

マサは、僕にいろんなポーズをさせてスマホで撮影して保存していた。イチバン似合うブルーの色紙で作った僕に、白い発泡スチロールの板を四角や丸にカットして持たせてみた。バックにはオレンジ色の布を引いている。浜松の三ケ日で誕生した僕は、ミカン色が似合ってるのかもしれない。食品スーパーの中に100円ショップもあったので、僕に似合った小物を買うのも楽しみだったようだ。小物を引っ掛けるスチール製の白いネットも布の上に置いて、僕はその上でもポーズをとった。こうしたポーズの画像を使って出来たのが、僕の絵本『ペーパー君はどんな顔?』である。ストーリーは単純で、僕が朝起きてから寝るまでの1日を顔の表情や白い持ち物とともに表現している。マサは、絵本を作る前にメディアコスモスにある図書館で、ミッフィの絵本ができるまでを読んでいた。その作り方を参考にして、左ページは3行の文字だけ、右ページはペーパーくんの表情の画像だけをレイアウトした。こうして38ページの絵本が出来上がった。スマホアプリで見つけた『PHOTOPRESSO』という写真集サイトで絵本を作り上げて、そのまま自分で注文した。これがマサが初めて作った出版物だった。マサは、もうすぐ3歳になる女の子の孫がやってくると、この絵本を読ませている。最初は孫ながら見たことのないキャラクターに変な顔をしていたが、最近は『ペーパーくん』を読んで!と近づいてくるので可愛い。今日も娘のクルマでチャイルドシートに乗ってやってくるので楽しみにしている。